土壌サンプリング技術

従来のボーリング調査は、オペレータ(機長)1名と助手(手元)1名による作業でした。
土壌汚染調査(土壌試料採取)も、この延長として2名体制で実施されています。
メーサイでは、ボーリングマシンが自走式バイブレーション圧入式に改良されたことから、
次の要件をもった人員を配置し、作業分担を行うことで作業効率を高めています。

①現場管理者土質、地質を理解して記載、試料分取を行うとともに、安全管理、品質管理を行う技術を持った技術者
②オペレータ土質の変化を素早く察して、適切な掘削並びにサンプリングに対応する技術を持った技術者
③助手あらゆる局面で機長を技術上で補佐する技術を持った技術者
④補助員コンタミ防止を認識し採取試料の取り出しを行う技術、二次汚染防止を認識しサンプラー・ツールの洗浄を行う技術を持った技術者

メーサイでは次の4つを土壌サンプリングの心得としています。

① 調査対象地の地質構造を事前に把握すること。
② 調査対象地盤に最適な機材を準備すること。
③ 要求される品質と工程を満足する人員配置を行うこと。
④ 二次汚染を起こさない方法に徹すること。

土壌サンプリング技術による主な実績

・2008年:東京都江東区某所:地下水汚染試料採取8m×64箇所/1日(ECO-3:4台、16人編成)
・2007年:兵庫県尼崎市某所:土壌汚染試料採取17m×8箇所/1日(ECO-3:4台、14人編成)
・2008年:大阪府大阪市天王寺区某所:土壌汚染試料採取80m×1箇所/1週間(ECO-3:1台、7人編成)